松井公認会計士事務所 > 記事コンテンツ > 内部監査を会社が行うメリット
内部監査とは、会社内の内部統制が問題なく機能しているのかどうかということをチェックすることを言います。
この内部監査を行うことによって、社内の更なる業務上のリスクの低下、リスクの早期発見を行うことができるのですが、この内部監査を会社が行うメリットについてより深く解説していきます。
内部監査とは、社内の人間が会社内の内部統制に関するチェックを行うことを言います。
一般的には内部監査を行う際には、会社の上層部が行うことや会社の中に監査部や内部監査部門を設立し、常にモニタリングを行っていく、というような手法を用いて行っていきます。
実際に内部監査を行うことによるメリットは次のようなものがあげられます。
・業務上のリスクの低下
まずは業務上のリスクの低下がメリットです。
会社内には多くのリスクが潜んでいます。
個人情報の流出、従業員の不祥事や不正、取引先とのトラブル、経営リスク、災害リスクなどといったものが代表的な例として挙げられます。
これらのリスクに対して、速やかに対応できるように、そして対応する以前に予防できるようにすることが内部統制ですが、この内部統制の機能が十分に働いているか、ということをチェックすることが内部監査の役割です。
内部監査を行うことによってこれらの会社に潜むリスクを低下、予防することが可能になります。
・目標の達成度合いの確認と業務の効率化
もう一つのメリットとしては、実際に今後行おうとしている業務の進捗度合いに問題がないか、そして目標を達成するにはどのようなプロセスで行うことが重要なのか、ということをチェックして効率化を図ることができます。
内部監査を行うことによって、従業員もリスクを気にしすぎることなく業務を行うことができるため、その点でも安心できる環境づくりができるということもメリットとしてあげられます。
内部監査に関しても専門家の意見をもらいながら行うことによってより効果的な内部統制、内部監査を行うことが可能になります。
松井公認会計士事務所では、監査対応についてのご相談を承っております。
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